2020-11-18 第203回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
それから、省エネ、電化、それから電源の脱炭素化、水素化、これを進めてもなお、化石燃料を使わない姿というのは現実的ではなくて、CO2を回収、利用、そして貯留するネガティブエミッション技術、これを活用すること。三番目に、脱炭素化が難しい産業分野における技術、対策については、長期の不確実性があるために、複数のオプションで取り組んでいくこと。
それから、省エネ、電化、それから電源の脱炭素化、水素化、これを進めてもなお、化石燃料を使わない姿というのは現実的ではなくて、CO2を回収、利用、そして貯留するネガティブエミッション技術、これを活用すること。三番目に、脱炭素化が難しい産業分野における技術、対策については、長期の不確実性があるために、複数のオプションで取り組んでいくこと。
ここでは、国内初の商用規模のCO2回収技術実証が行われて、カーボンニュートラルな燃料であるバイオマス由来のCO2を回収する世界初の、ネガティブエミッションというか、マイナスにできる、こういったプロジェクトとなる見込みです。これは大気中のCO2を回収、除去する技術であって、このような革新的な取組を一層加速させていきたいと思います。
さらに、バイオマス発電からのCCS、バイオエナジーCCS、これ、BECCSでベックスというふうに言われますが、BECCSは、IPCCの一・五度特別報告書においてネガティブエミッション技術として位置付けられていますが、この事業は世界で初めての商用規模のBECCSとなる見込みです。
また、なお排出されますCO2につきましては、CCUS、委員御指摘の技術を進めておりまして、空気から直接CO2を回収するネガティブエミッション技術、DACと申しますけれども、これも潜水艦や宇宙船等で用いられている技術をもとにした開発、実証に着手しております。
この米印のところ、メタンプルームの利用によるネガティブエミッションの効果、温暖化効果を九分の一程度に抑えられるという効果と、それから輸入するLNGを削減できる効果、この二つを加味しております。 最後でございますが、これらメタンプルーム、検討してまいりましたが、国産資源として今後利用するために必要なことについて述べさせていただきたいと思います。
であればこそ、この国産のメタンプルーム、これネガティブエミッション効果と私申し上げましたけれども、こういったものも加味しながら使っていけば、ミティゲーション、緩和的に地球温暖化の抑制につながるんじゃないかなというふうに思います。